今や手網焙煎や、家庭用焙煎機も増え、少しずつ身近な存在になりつつある焙煎。生産地から届く生豆がどのようによく見る茶色いコーヒー豆になっていくかご存知でしょうか?

旅の音の焙煎機 国産のフジローヤル5キロ

焼く前の生豆は実は無味無臭。焙煎をしなければコーヒーに風味が生まれる事はありません。

コーヒーの生豆

みなさんはそんな焙煎の起源をご存知ですか?

13世期に入ってから、コーヒーを焙煎して飲むという方法がとられるようになったと言われています。誰が一体豆を焼こうとしたのでしょうか?これに関してはいくつか説があります。

山火事の際に焼けたコーヒーの木の周りからとても良い香りがしたことがきっかけとも言われています。

偶発的な事故から、偶然発明されたのが【焙煎】のはじまりと言われています。

今世界中でさまざまなロースターが増え、気軽に美味しい新鮮なコーヒーを飲めるようになってきました。

日本には茶道の文化がありますが、エチオピアでもコーヒーでゲストをもてなすコーヒーセレモニーという文化があります。

客人を招き一緒にコーヒーを楽しむもので、セレモニーは女性が主になって行われます。生豆を洗って炒るところから始められ、最初のコーヒーを飲み終えると2番煎じ、3番煎じとゆっくり時間をかけて行われます。

焙煎の仕方も、淹れ方も国や文化によって多種多様にあります。どの文化も美味しいコーヒーを飲んで欲しい。飲みたい。世界中のコーヒーを愛する人たちの情熱が独自のコーヒー文化を作り上げているのです。

コーヒーの生まれや、人々の情熱、背景を知ると普段飲んでいるコーヒーがただの飲み物じゃないような気がするのは私だけでしょうか。

昔からコーヒーは日々の疲れや不安を癒す存在として人々を支えてきました。疲れた日にはコーヒーに寄りかかって、心を安らげてあげましょう。

 

Profile

タビノネオーナー焙煎士 北辺 佑智 1991年生まれ 滋賀県出身 2017年珈琲焙煎所旅の音、2019年MAMEBACOをオープン。 焙煎士としてタビノネ の全てのコーヒーを焼いている。 生産地に通い、よりよい一杯を届けるために各地で活動中。 美味しいコーヒーは人を幸せにすると本気で思っている人。