こんにちは、タビノネWeb担当Kです。

今日10月18日は、「十三夜」ですね。

昨日までとは変わって一気に冷え込んだ今日。澄んだ空気のもとで見る月は美しかろうと、期待が膨らみます…。

先月の「中秋の名月」に続く今夜の月は「後の月」とも呼ばれているそうで、それを愛でるのは日本独自の文化なのだとか。

十三夜の月は、未完成の月。完全には満ちず、まだすこし欠けている月を、人々は古くから愛でてきました。

欠けているものを愛でる傾向は、どこかもの哀しくぽっかりと心に穴のあくような秋の季節を工芸などのモチーフに積極的に取り入れてきた日本文化ならではだな、と思います。

美しい月の出る夜には、たとえば可愛らしい月兎印のポットで温かなコーヒーを淹れて、その液面に空の月を映しながら秋の季節を満喫してみたいものです。

みなさまのお住いの地域でも、よい月が見られますように…。