こんにちは。MAMEBACOの高井です。

普段お店でミャンマーのコーヒーを淹れていると、生産地がどんなところなのか興味を持ってくれる方が多いので、これから生産地と農家さんの暮らしにフォーカスしたお話をちょくちょくしていきたいと思ってます。

 

ん~、トピックがありすぎて何から話そうか迷うな~。
まあ、最初はみんな大好き「食べ物」の話題でスタートします。

コーヒーを飲みながらゆったりとご覧ください(よければミャンマーのコーヒーで。)

そもそもミャンマー料理ってなに?

そもそもミャンマー料理のイメージがわかない。
そういう人がほとんどかなと思います。
僕も行くまで、まったくピンときませんでした。
しかも、店主からは「農園がある地域の飯はあまり期待しないでね」と聞かされてたので、かなり覚悟して行ったのですが。

結果、めっちゃ美味しかったです。

何がって?ほぼほぼ全部です。まず、主食がお米なのはありがたかった。
朝食にはフォーみたいなお米の麺がでてきて、モチモチした食感で美味しいです。

中華とインド料理の中間らへん

煮込み物や炒め物など、種類が豊富で野菜もたっぷり。
味付けは、中華っぽいかったり、スパイスがきいているものが多かった。まあ、よくよく考えたら、ミャンマーの隣は東に中国、西にインド、南にタイ。やっぱり、それぞれの影響を受けているのだろうか???

生野菜がなかったのもGoodポイント。(アジアで生野菜にはトラウマが。。)

ただ、どれも油がギトギトなのが、少し気になる。。。

コーヒー農家さんはコーヒーを飲まない

悲しいことに、ミャンマーのコーヒー農家さんにとって、食としてのコーヒーは身近なものではなく、飲む習慣が全くないそうです。

街にはコーヒーショップが見当たらず。農家さん自身も自分が作ったコーヒーを飲む機会がないくらいです。

そもそもコーヒーは品質の高い豆ほど海外に輸出されます。だから、国内でおいしいコーヒーにはなかなか出会えない。そりゃ、コーヒー文化が根付かないのも分かる。

農家さんにも、美味しいコーヒーを知ってもらえるよう頑張っていきたいです。

ちなみに、写真は空港にあったカフェ。
レギュラーサイズやけど、めっちゃデカい。

じゃあ、なにを飲むかというと

緑茶やチャイなどのお茶です。

農家さんはコーヒーと一緒に茶葉も栽培していて、どこの農家さんを訪問しても、緑茶が振る舞われます。ドープシェもその1人です。ドープシェのお宅にお邪魔した時、彼女が作ったお茶を頂いたのですが、甘みがあり美味しかったです。少し独特の風味もありましたが、食事との相性も良く、日本人は好きだと思います。お店に行くと、食後にはスパイスの効いた甘めのチャイが定番。

お茶と一緒にフルーツやナッツ、アボカドなども食べるらしく、農家さんのところで沢山もらいました。どこの庭にもバナナや、パパイヤ、アボカドの木とかがあっておやつには困らなさそう。

写真の下の方に写っている粒々のジャックフルーツが甘酸っぱくて、めちゃくちゃ美味しいんですよ。

僕らが訪れたシャン州は農作物の栽培で盛んな地域で。
なんと、国内生産のほとんどがこのシャン州で作られているそうです。
本当に美味しいモノがいっぱいのミャンマーでした。
アジア旅行を計画する場合は、ぜひ候補に入れみてくださいっ

 

どうでしょうか、ミャンマーのイメージが少し変わりましたか?今日紹介したのはミャンマーの暮らしのほんの一部。

コーヒーを飲んだ時に、生産地の風景も思い浮かべて頂けたら幸いです。
気になるテーマや、知りたいことがあればコラムでお答えしていこうと思います。DMやお問い合わせから気軽にメッセージをいただければ嬉しいですね。これからもいろんなテーマで発信していきたいと思います。

ありがとうございました
Have a nice day

Profile

タビノネスタッフ 高井 司 1993年生まれ
出身 不明(小さい頃からいろいろ移動していてもう分かりません。関西弁です。)
旅が好き。コーヒーの美味しい理由を探して、コーヒー農園を回る旅にでていました。
気ままに生きる26歳男子です。どうぞ、よろしく。