2022年7月1日、京都は左京区にコーヒーファクトリー「たびのね」(B型就労支援施設)を開所します。
コーヒー職人は、人に癒しや喜びを与える仕事。好きなことだからこそ、続けられる仕事がある。
そんなコンセプトを元に、「コーヒー×就労支援施設」という新しい「ブレンド」で、 どんな人でも働けるフラットな開かれた場所を目指しています。
B型就労支援施設「たびのね」とは?
2017年に京都は左京区に珈琲焙煎所旅の音(たびのね)をオープンして以来、多くのお客さまにコーヒーとともにカフェの時間をお届けしてまいりました。
このたび開所しますB型就労支援施設「たびのね」は、その焙煎所から歩いてすぐ。
利用者の方の「好き」と「遊びゴコロ」が溢れることを大切に、のびのびと働くことができる施設を目指して、コーヒーの製造や加工、ジンジャーシロップなどカフェアイテムの製造を行うコーヒーファクトリーです。
今回開所する「たびのね」は、うつ・難病・認知症・発達障がい・身体障がい・知的障がい・精神障がいのある方がご利用いただけます。
ご利用いただくと、技能に応じて最大で時給500円が支給されます。そのほか皆勤手当や能力手当の加算もあります。
それぞれに合った働き方を一緒に考えるファクトリー
あなたの「やりがい」を就労支援施設「たびのね」で、ともに見つけてゆきたい。
「たびのね」は、利用者の皆さまの「好き」を作り、可能性を広げてゆくための場所です。
働きかたは、一人ひとりのペースで大丈夫。利用者の方の意思に沿った仕事を通して、社会でのやりがいや生きがいを感じられるよう、様々なプログラムをご用意しています。
A. コーヒー製造コース
コーヒー豆の検品や、梱包、加工を行います。
コーヒーの良い香りに包まれて、美味しい一杯になるよう一つひとつ検品をします。
焙煎・検品・加工まで関わっていくうちに一杯のコーヒーがどのように出来上がっていくかを、楽しみながら体験していただけます。
B. カフェアイテム製造コース
オリジナルシロップや濃縮ジュース、カフェオレベースなどを作ります。
カフェオレベースはもちろん、レモンや柚子シロップ、ジンジャーエール、濃縮ジュースなど様々な種類の清涼飲料水を作り瓶詰めから出荷までを行います。
地元の特産品や、カフェに並ぶ商品づくりに関わることができます。
C. カフェ接客コース
カフェのスタッフとして接客・配膳やキッチンのサポートを行います。
お客様へ美味しいケーキやコーヒーを提供するカフェの仕事に関わってもらえます。
※入れる時間や人数には限りがあります。
「たびのね」毎日のスケジュール
「たびのね」のご利用スケジュールは以下の通り。
10:00 朝礼、10:20 制作開始、12:15 昼食、13:15 制作開始、15:00 掃除・終礼
「コーヒー製造コース」「カフェアイテム製造コース」「カフェ接客コース」、いずれも同じスケジュールで利用いただけます。
よくあるご質問
「たびのね」のご利用に関してよくいただく質問への回答になります。
こちらをご参考の上、ご不明な点がございましたらタビノネ(tabinone2017@gmail.com)まで直接お問い合わせください。
Q.期間は決まっていますか?
期間の定めはありません。
Q.利用料はかかりますか?
無料でご利用いただけます。ただし、世帯収入が高いご家庭は費用が発生する場合がございます。
Q.週に何日利用できますか?
原則として週に5日、月に21日の訓練をご提供しております。慣れるまで調節いただくことも可能です。
Q.体験利用はできますか?
いつでも受け付けております。見学や体験を通して事務所やスタッフの雰囲気に触れてみてください。
Q.利用料以外にかかる費用はありますか?
交通費、昼食費、就労活動にかかる実費は個人でご負担いただいております。昼食は各自でご用意ください。昼休みは自由に外出できますので、近くのスーパーやコンビニエンスストアなどお店でのお買い物なども可能です。
Q.送迎はありますか?
送迎は行なっておりません。施設からは叡山電鉄 茶山駅や元田中駅からもほどちかく、交通の便が良い場所となっております。
必要に応じて、公共交通機関をご利用くださいませ。
コーヒーを通して、どんな人でも働ける場を。
おかげさまで、これまで多くの方へタビノネのコーヒーをご愛飲いただいてきました。
今後、タビノネは自家焙煎コーヒーを通じて、どんな人でも輝ける場をも作り出していきたいと考えています。
いつでも見学・体験可能ですのでぜひご興味ある方は一度お問合せください。(お問合せページから)